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自己否定を上手に活用しあなたの願望を自覚する方法

自己否定が生まれてしまった時、誰もが苦しくなってしまい、そんな自分自身に嫌気がさしてしまうかもしれません。

しかし、生まれる自己否定というものの捉え方を少し変えるだけであなた自身の隠れた願望や本音に気づけることがあります。

今回は自己否定をそのままにせず、あなたの隠れた願望を自覚するまでの方法をご紹介していきます。

 

自己否定は自分への期待の表れでもある

まず、なぜ自己否定が生まれてしまうのか?ということについてお伝えしていきます。

自分を責めてしまう反応というのは、自分自身のことを卑下しているとか、嫌だとか好きじゃないと感じてしまう方も非常に多いのですが、実はそうではなく真逆のことが起きています。

 

なぜ、自分を責めてしまうのかというと、それは自分自身への期待が大きいため、その期待にそえない結果となってしまうことで期待通りにいかなかった自分を責めているということになります。

つまり、自分自身のことをしっかりと期待しており、可能性を無意識のうちに感じている表れでもあるのです。

 

自己否定が多い人ほど、実は自分自身のことを期待しており、大切に思っている証拠でもあるので、この生まれた反応をネガティブのままで終わりにするのではなく、その先に隠れている期待とはどんなものなのかに気づいていくための反応なので、それらを上手に活用するための方法をご紹介していきますね。

自己否定が生まれた時に意識するポイント

自己否定が多い方では、日常の中でも無意識に自分を責めてしまう方向へ思考が進んでしまうことがあります。

ですので、まずは自分の状態へ意識を向けていくことです。自分を責めてしまうことに対してジャッジせずにどれだけ自分を責めてしまうことが1日の中であるのかを知っていきましょう。

 

ここを意識することで、「こんな時に自分を責めるんだ」ということが徐々に見えてきます。まずはここをたくさん知っていくことです。

 

おそらく、ある一定の場面において起こりやすい傾向にあるため、あなたにとっての自己否定が起きているしまう場面が見えてくるはずです。

 

最初の目的としては、自分自身が自己否定をしてしまう時とは、どんな時なのかここを知ることですので、生まれた自己否定に対しても無理に自分を戻そうとせず、ジャッジしようとせず、もちろん無理に受け入れる必要もありません。

まずは、どんな時に生まれるのかを理解していくだけで大丈夫です。

 

では、次に場面がわかってきたら生まれた自己否定をどのように対処していくのかをお伝えしていきます。

否定のまま終わりにしないことが大切

ここで大切になるのが、あなたの隠れた願望に気づいていくことになります。ですので自己否定が生まれたら「否定のままで終わりにしないこと」がとても大切となってきます。

ひとつの自己否定が生まれたら、その先にある「願望」を知るチャンスでもありますので、ぜひ、自分自身に問いかけて欲しいのが「本当はどんな結果が欲しかったのか?」と自分に聞いてみましょう。

 

ここは、具体的にできればできるほど良いです。

例えば、パートナーの様子を伺ってしまい、態度が気になってしまって自分自身が何か気に触ることをしてしまったのか?と感じてしまいソワソワしてしまったとします。

 

この時に、本当はどうなりたかったのか?と問いかけた時、本当は楽しくコミュニケーションが取れ、甘まえることができ寄り添う時間を過ごしたい。

という本音が出てくるかもしれません。

 

もっと具体的になれば「愛してほしい」とか「優しくしてほしい」とか出てくるかもしれませんし、さらにいうと「私は愛されるべき」という本音が出てくるかもしれません。

 

本音や願望は人によって様々ですが、ここではまず自分で自分に気づいてあげることが大切になります。

 

否定のままで終わりにするのではなく、自分自身に「本当はどうなりたかったのか?」と問いかけてみてくださいね。

 

まとめ 意味がある反応ということを忘れずに!

今回の内容は、自己否定が生まれた時にその先にある期待、つまり本音や願望にたどり着くために大切なポイントについてお伝えしていきました。

なぜ、自分を責めてしまうのかというと、それは真逆の期待が隠れているからであり、例え同じ場面であっても自分を責める人もいれば責めない人もいます。

 

そこには、必ず意味があり、自己否定とはこのように奥底にある願望を表面化するために意味のある反応ということになります。

 

ぜひ、否定のままで終わりにするのではなく、その先にあるあなた自身の気持ちに気づいてあげるということを大切にしてみましょう!

 

それでは以上になります。

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ABOUT ME
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鹿庭 貴彦
メンタルケア整体師・著者・セラピストプロデューサー 1984年、埼玉生まれ。16年間セラピストとして活動し、これまで延べ6万人以上のクライアントの心とカラダの問題を解決してきた。 現在では、オンラインを中心としたセルフメンタルケアを提供している体感学の学校を主宰。 これまでに200名以上の人が受講したセッションであり現在はセラピスト育成にも力を入れている。 著書『子供の症状の根本原因がわかる!小学生編』では、Amazonランキング5部門1位、ベストセラー1位を達成する。