よくある質問

「自己肯定感が高くなったはずなのにまた下がってしまい辛いです。」というご相談に回答していきます!

今回はとても多いご相談に回答していきます。

相談内容としては、
自己否定してしまう自分が辛いため

自己肯定感を高める方法を学んだ結果
また自己肯定感が下がってしまう自分自身を責めてしまう問題についてです。

 

せっかく自分を肯定できるようになったのに
また元通りになってしまい不安に感じてしまいますよね?

ここでは「自己否定」のカラクリや
「自己肯定感」というもの正しい捉え方をご紹介します。

自己肯定感は高めなくていい

まず結論を言いますと、
自己肯定感というものは無理に高める必要はありません。

というのも自己肯定感というものは
そもそもが揺れ動いているものだからです。

誰でも上がることがあれば、
当然ながら下がることもあるわけです。

つまり上がったら下がりますし
下がったら上がっていくものということです。

誰かとの会話を思い出してみましょう

例えば、
あなたと私が会話をしていたとします。

そこで私が、
あなたのことを褒めたとしましょう。

そうするとあなたは、
一時的にでも自己肯定感が高まりますよね?

 

逆に私があなたのことを否定したとします。

そうすると今度は、
あなたの自己肯定感は下がってしまいますよね?

このように自己肯定感というものは
揺れ幅は人それぞれとなりますが動いているというわけです。

 

あなたも誰かとの会話を思い出してみて
思い当たる経験をしているのではないでしょうか?

今の自分の自己肯定感をどうなっているのか知ること

大切なのは、
自己肯定感をどうにかすることではなく

今の自分の自己肯定感が
どうなっているのかを知ることです。

これを体感学では、
今の自分に気付くことと言っています。

 

このようにその場その場で
自分の状態に気付くことができれば

・どんな言葉に反応してしまうのか
・どんなシチュエーションで下がるのか
・どんなことで気分が上がるのか

などが自分自身の中で見えてくるのです。

自己否定という特性を味方にする

自分自身のことを責めやすいという性質は
一種の特性のようなものであり性格とも言えます。

これを体感学では、
「思考タイプ」と言っています。

思考の癖や思考パターンとも言えます。

ここからは「自己否定タイプ」という特性を
逆に味方にしていきながら自分自身を生かしていくポイントをご紹介します。

思考タイプは変わらない

先ほど、自己否定というのは
思考タイプというお伝えしました。

この思考の癖というのは、
変わることはまずありません。

一種の特性でもあり性格なので
あなたの一部分ということになるのです。

 

そのため、一生この思考タイプで
生きていくということになるのですが、

何もネガティブに捉える必要はありません。

先にも言ったように本来の特性でもあるので
「変わらない」ものでもあり「変える必要のないもの」ということです。

「自己否定」という言葉を聞くと
どうしてもネガティブに聞こえてしまいますが

きちんとこのタイプに裏側には
強みとなる武器がたくさん隠れています。

自己否定タイプの強みとは?

自己否定タイプの特徴として以下のことがあげられます。

・自分の悪い部分をよく知っている
・周りの目を過剰に気にしてしまう
・自分自身を低く見ている

などとなります。

一見、ネガティブに働いてそうに感じてしまいますよね?

 

しかし、これらの特徴を
大きく捉えてみることでその裏側に
強みとなるものが隠れていることがわかります。

自己否定タイプの特徴は、

・自分の悪い部分をよく知っている
・周りの目を過剰に気にしてしまう
・自分自身を低く見ている

でしたね。

これらを大きく捉えてみると、

・自分自身をよく観察している
・周り(他人)の観察力が高い
・人に対して上から目線で接しない

という強みが隠れているものです。

このように俯瞰して捉えると一見、
ネガティブに働いていると感じることも

生かし方によっては
きちんとプラスに生かせることもあるのです。

自己否定が生まれる原因

またなぜ私たちは自己否定をしてしまうのか?

その原因は、
「自分の期待に添えない結果」
を受け取った時に起こるものと言われます。

つまり、自己否定タイプの人は
自分への期待値が高いという特徴もあり

逆を言えば、自分の目標とする姿を
よく理解しているということでもあります。

 

自分自身への問い(質問)が変われば
自分の目標も明確に描くことのできるタイプでもあるのです。

このように特性というのは、
悪いほうばかりに働いているわけではなく

生かし方、捉え方によっては、
本来の自分のまま変わらずにでも

良い方向へ生かすことができるわけです。

 

それを理解しないまま、
自己否定する自分さえも否定してしまい

無理矢理に変化を求め
安易に自己肯定感を高めるという、

「方法」に執着をしてしまえば
本来、生かせることも見失ってしまうのです。

変わるのではなく生かす道がある

今回は自己肯定感を高めたのに
また下がってしまう自分を責めてしまう
という相談について回答していきました。

コンプレックスと感じてしまう部分も
実は捉え方を少しだけ変えていくことで

いくらでも生かす道が見つかり
強みに変わっていくこともたくさんあります。

 

体感学で大切にしているのは、
変わるのではなく生かす生き方を確立することです。

そのためは、自分をフラットな状態で
観察できるようになることが大切となります。

自分自身を俯瞰して見れる状態であり
今の自分に気付くことのできる状態です。

 

本来のあなた自身の特性を、
変えてようと努力するのではなく

生かし方を知っていくことを
ぜひ大切にしていただければと思います。

 

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ABOUT ME
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鹿庭 貴彦
メンタルケア整体師・著者・セラピストプロデューサー 1984年、埼玉生まれ。16年間セラピストとして活動し、これまで延べ6万人以上のクライアントの心とカラダの問題を解決してきた。 現在では、オンラインを中心としたセルフメンタルケアを提供している体感学の学校を主宰。 これまでに200名以上の人が受講したセッションであり現在はセラピスト育成にも力を入れている。 著書『子供の症状の根本原因がわかる!小学生編』では、Amazonランキング5部門1位、ベストセラー1位を達成する。